見えにくい映像を、より判別しやすく。
画像鮮明化技術とは
防犯カメラ映像や監視映像、低解像度の画像データなど、
社会では、あらゆる現場で取得される映像の多くは「見えにくい」「判別が難しい」という課題を抱えています。
画像鮮明化技術とは、こうした映像に対して高度な解析処理を行い、情報を可視化する技術です。
単なる解像度拡大とは異なり、ノイズ除去・輪郭強調・ディテール復元などを通じて、「本来そこに存在する情報」を“視える化”します。
- ー鮮明化の原理ー
- 1つの画像において、画像の中で暗い部分は明るく、明るすぎる部分は見えやすくなるよう全ての画像に置いて近傍の明度分布から瞬時に最適値へ算出し、そのまま反映されます。
すべての変換は4ミリ秒(0.004秒)以内で行われるため、ほとんど遅延を感じることはなく、視認性を高める様々な技術・高性能高機能レンズなどと高い融和性をもっています。
医療に特化した画像鮮明化技術
「MIErシリーズ」
医療分野でのご利用はこちら
リアルタイム画像鮮明化技術を搭載
LISr-101
「LISr-101」は、映像の視認性を高めるための画像鮮明化システムです。
悪天候によるかすみや視界不良、光量不足による暗さ、逆光による黒つぶれなど、映像で発生しやすい不明瞭な状態をリアルタイムで補正し、対象の識別性を向上させます。
独自の画像処理技術により、ノイズを抑えながら細部の情報を保持し、全体を自然で見やすい状態に整えます。
また、映像を細かく分割し、それぞれに最適な補正を行うことで、複雑な条件下でも安定した鮮明化を実現します。
基本的には自動処理で運用できるため特別な操作は不要ですが、用途に応じてパラメーターの調整も可能で、細かなチューニングにも対応します。
さらに、微細な変化を可視化する性能を活かし、防犯用途に加え、表面のひびやわずかな異常を検知する検査用途にも応用されています。
-
- 特許取得
- 独自のアルゴリズムにより、
1ピクセルごとの補正が可能
-
- 本来あるものだけ
- AIを使用せず、元データの
本来あるものだけを鮮明化
-
- 瞬時対応
- 自動算出、補正、出力まで
ほぼリアルタイム対応
-
- 幅広い活用
- 多様なシーンで導入可能、
社会的課題を多く解決
公的機関・重要施設での採用実績
Lisrの技術は、高い信頼性が求められる現場において採用されています。
- 警視庁における捜査支援
- 裁判資料としての提出実績
- 皇居の防犯システムへの導入
- その他官公庁・重要施設での運用実績
様々な外部出力系統を備え、スムーズな映像出力が可能
LISr-101は、フルHD(1920×1080/60p)に対応した、リアルタイム画像鮮明化処理装置です。
3G-SDI/HD-SDI/SD-SDIおよびHDMI(DVI)に対応し、さまざまな映像機器と接続して使用することができます。
本体にはオンスクリーンメニューを搭載しており、リモコン操作により各種パラメータを確認しながら設定を行うことが可能です。
映像入力はSDI端子とHDMI端子をそれぞれ1系統ずつ備え、出力はSDI端子を2系統に加え、SDI入力のパススルー出力を1系統、HDMI出力を1系統搭載しています。
入力された映像は、SDIを優先とした自動切り替えによりリアルタイムで鮮明化処理が行われ、各出力端子へ同時に出力されます。
また、本機はネットワーク経由での外部制御にも対応しており、WEBブラウザから内蔵の専用UIへアクセスすることで、グラフィカルに操作・設定を行うことが可能です。
さらに、フロントパネルのジョグダイヤルからオンスクリーンメニューを操作することでも、本体のコントロールが行えます。
[画像鮮明化装置 LISr-101]製品仕様
| 入出力 | 映像信号 | HD-SDI |
|---|---|---|
| 入出力 | 1入力・2出力・1パススルー | |
| 信号形態 | SMPTE259M SMPTE292M SMPTE424M |
|
| コネクタ | BNC | |
| 解像度 | 1920 x 1080 – 60p/59.94p 1920 x 1080 – 50p 1920 x 1080 – 60i/59.94i 1920 x 1080 – 50i 1920 x 1080 – 30p 1920 x 1080p – 25p 1280 x 720 – 60p 1280 x 720 – 50p 720 x 480 – 60i/59.94i 720 x 576 – 50i |
|
| コントロール | 外部コントロール | Ethernet(httpによるWEB-UI搭載、TCP/IPソケット通信制御) |
| コネクタ | RJ-45 | |
| パネル操作 | ジョグダイヤル | OSDメニューによる鮮明化処理強度、各パラメータ調整・設定 |
| 処理能力 | 最大有効画素数 | 1920 x 1080 (プログレッシブ) |
| 処理速度 | 1フレームあたり1/60秒(単独フレーム処理) | |
| 遅延時間 (レイテンシー) |
約4m秒 | |
| 画像処理 | 鮮明化 | LISr第1世代 アルゴリズム搭載 |
| ノイズリダクション | 3次元フィルタ動体検知積算方式 | |
| 鮮鋭化 | 2分解LS-Restorationアルゴリズム搭載 | |
| 環境 | 動作温度範囲 | 0℃~55℃ |
| 保存温度範囲 | -20℃~65℃ | |
| 動作湿度範囲 | 10%~80%RH(結露しないこと) | |
| 保存湿度範囲 | 5%~95%RH(結露しないこと) | |
| 電源 | 電圧 | DC12V ±10% |
| 電流 | 2A (24W) | |
| ACアダプタ | 100〜240VAC 50/60Hz DC12V 40W | |
| コンポーネント | 重量 | 約2.5kg |
| 外形寸法 | W:350mm x D:175mm x H:43.7mm | |
| ラックマウント | 占有マウント 1U | |
| 国土交通省新技術情報 システム(NETIS) |
KT-220008-A | |
| 付属品 | ACアダプタ・電源ケーブル・取扱説明書・制御ソフト/ドキュメントCD | |
医療分野への応用「MIEr」
Lisrの画像鮮明化技術は、医療分野にも応用されています。
高度な画像鮮明化技術を医療分野に応用した「MIEr」は、診断精度の向上を支援する医療従事者向けシステムです。
現在、様々な診療科において導入が進んでいます。
医療に特化した画像鮮明化技術
「MIErシリーズ」
医療分野でのご利用はこちら
ご相談やご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。
お問い合わせ先
株式会社シラック・ジャパン ライフサイエンス部
〒598-0033 大阪府泉佐野市南中安松 633-1
TEL:072-466-0090