BUSINESS TRIP Part.1
- スタッフブログ
西日本営業所の吉川です。
社歴はそこそこ長くなってきましたが、ブログを書くのはかなり久しぶりになってしまいました。
今回は11月12日~16日にドイツのデュッセルドルフで開催されたMEDICAに参加した時のことを書こうと思います。
実はこの出張、前もって参加が決まっていた出張ではなく出発1か月前に急遽決まった出張でした。
1か月もあれば十分やんと思われた方、確かにそうかもしれませんが、私のような小心者には3か月は必要なんですよ。
それに加え、今回の出張は「初めて」のことばかりでした。
まず一つ目は、初のドイツ。
私にとってドイツのイメージと言えば、ビール・ソーセージ・サッカー…ぐらいのもので、まさか自分が行くなんて考えもしていませんでした。
次に、今まで私が経験した海外出張と言えば、学会参加・メーカーのミーティング参加・顧客のアテンドなどが主でした。
もちろんそれも貴重な体験で、シラックジャパンにいなければ中々体験できないことだと思います。
ただ、今回は初の「商談」、それも重要な商談が2件。行ったことのない国で、重要な商談が2件。
先に断っておきますが、もちろん一人で行ったわけではありません。
最初はボスから一人で行ってこいと命じられたのですが、”一人では荷が重すぎます”とちびりながら泣きついたところ、沖縄でゆっくり過ごす予定を急遽変更頂き、ボスにご一緒して頂きました。
ちなみにMEDICAというのは世界最大の医療機器見本市で世界各国からメーカーや医療器ディーラーが参加する見本市です。
勘の良い方なら分かると思いますが、一つの街に世界中から人が集まるのですから1か月前ともなるとホテルが空いていないんですよ。空いていたとしても価格が日本のホテルの3~4倍、有名なホテルだと5倍くらいの金額になっているんです。
自然と弾丸ツアーが決定していました。
予定としては
日曜正午 関空発→日曜夕方 デュッセルドルフ着
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月曜・火曜 MEDICA参加
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水曜午前 デュッセルドルフ発→木曜午前 関空着→木曜午後 本社で会議、宴会
ちなみにボスは日曜午前那覇発の日曜深夜にデュッセルドルフ着という地獄のスケジュールでした。
私の父親がボスの1つ年下なのですが、同じ予定で仕事をすれば多分1か月は寝込むでしょう。
本当にありがとうございました。
まだまだ序章も序章、むしろ出発もしていませんが気長にお付き合い下さい。
出張が決まってからの1か月はあっという間に過ぎ、いよいよ出発です。
飛行機に乗り込み、心地良いとはお世辞でも言えませんでしたが約12時間、まずはフランクフルトに無事到着。
基本的にドイツ語と一緒に英語表記で案内が出ているので一安心。
そんな調子で飛行機を乗り継ぎ、17時頃にデュッセルドルフに到着しました!
空港からホテルがある街まで乗り換えなしで20分。のはずでしたが、調べていた駅の名前が見当たりません。
その代わり、Sky Trainという看板が。
空港のWi-Fiが繋がり、行き方を調べると乗り換えが必要なものの何とか駅に着くと分かりました。
何とかデュッセルドルフ中央駅に着き、一安心かと思いきや次はホテルの場所が分からない。
正確に言うとWi-Fiが繋がっていないので自分が今いる場所が駅のどの出口かも東西南北すら分からない。(方向音痴というのもあるのですが)
日曜の夜ということもあり、人通りがまばらな上、街は真っ暗、おまけに雨が降って寒いという最悪のコンディションでした。
想像してください。見ず知らずの海外の街で携帯が使えず、自分がいる場所すら定かではない状況。
色々考えましたね、深夜まで駅でボスを待つとか日本人を探すとか。
そんな時に奇跡が。何と駅構内で無料のWi-Fiが繋がったのです。
この時点で半べその私でしたが、とりあえずホテルの位置を確認しその方向に歩きだしました。
しかし、次はあるはずの場所にホテルがない。笑
そのブロックにあるはずのホテルが無いんですよ。周りは雨です。真っ暗です。ドイツです。
宿泊予約サイトには下のような写真が出ているのに、見た限りこんな立派な建物周りにないんです。
本当に怖かったです。
多分、日本だと直接ホテルに電話するとか近くの人に聞くとか、まぁ何とでもなる状況かと思います。
結局1時間ほど1ブロックをうろうろした結果入り口を見つけられたのですが、チェックインした時間は20時前。
とりあえず見知らぬ地で迷子になることは避けられた初日でした。
今までCDTを利用してアメリカ・ヨーロッパにも行きましたし、お客様をお連れしてアメリカに行ったこともありました。そんな自信を一瞬にして奪い去った初日でした。
この珍道中、まだまだ長くなりそうなので次週更新致します!